「カリスマ主婦トレーダー」として、数々の投資関連の著書をヒットさせてきた著者が、お金の本質を「お金の気持ちになって考えれば分かる」という、母の視点でやさしく伝えます。 著者・山本有花が最も伝えたいことはひとつだけ。「お金はひとを幸せにしたがっています……」ということ。 昨今の「金融(金銭)教育」の精神にも合致し、お金に関してもう一度考えてみてください。
<あらすじ> 自動販売機の下に捨てられていた名もない1円玉は、ある日、5歳のおんなの子「あみちゃん」に拾われた。あみちゃんの貯金箱の中には、それぞれのお金が、夜になるとキャラクターに変身し、話し出す。それぞれのお金の基本的な機能を聞きながら、1円玉は、自分には名前さえなく、誰かの役に立ったり、誰かを喜ばせた経験がないことに気がついて行く。 その後、1円玉は、あみちゃんが拾ってくれた時、自分にかけてくれた言葉「みっけ」を自分の名前とするようになる。そして、ある朝、貯金箱から取り出された「みっけ」が、あみちゃんに連れて行かれた場所は……。 お金の機能やチャリティの大切さを伝えると同時に、「みっけ」の成長物語ともなっている、感動のラストです。
ゆるい雰囲気のイラストに惹かれ、手に取りました。
自動販売機の下で長く寂しい思いをしていた一円玉のみっけ。あるときあみちゃんに拾われ、自分の意味を考えます。
「一円玉を笑うやつは一円玉に泣く」と小さい頃親に言われたことを思い出しました。そんな言葉よりももっとお金の意味や大切さがわかるお話だと思います。
小さい子向けのお金の話というのはなかなかないので、こういう絵本があるのは意味があると思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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