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見つけたり、感じたり。
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投稿日:2021/04/23 |
読み終わってから気がついたのですが、作者は新井洋行さんなのに、絵は獄まいこさんという方でした。
そして、普段の新井洋行さんの作品とは違って、場面の多い作品でした。
大人でもたいへんだと感じる世の中になって、これからを生きる子どもたちは、もっと生きづらいと想像します。
こういう作品に触れることで、自分の良いところを見つけたり、他者とのつながりを感じられたりするといいなぁと思いました。
人と人の流れを表現するためでしょうか、画面が漫画のようにコマ割りになっているシーンがいくつかあります。
絵がはっきりしているので、それほど見づらさは感じませんが、読み聞かせに使うときはゆっくりページをめくってあげてほしいです。
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見えない優しい手
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投稿日:2021/04/23 |
内田麟太郎さんの絵本はほとんど読んできましたが、これまで読んできた中で一番心にしみました。
とても素敵な作品です。
ぜひたくさんの子どもたちに手にとってもらいたいです。
出来たら読み聞かせで使ってほしいのですが、作品に合わせた優しいタッチの絵柄が、遠目だとちょっと見ずらいかもしれません。
見えない優しい手が誰かの背中をそっと押しているような言葉でした。
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同系の作品と読み比べしても楽しそうです。
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投稿日:2021/04/23 |
はっきりした絵で、遠目がきいて見やすい絵でした。
ストーリーのテンポも警戒で読んでいて楽しかったです。
この作品が竹下文子さんの「きょうりゅう一ぴきください」より、前に発表されていたら、もっともっと興奮して「面白い!」といっていたかもしれません。
残念ながら、内容は同系統でしたが、
「きょうりゅう一ぴき…」の方は、あくまでも児童書なので、読み聞かせ出来なくはないですがしにくい場所や学年もありますが、
こちらは絵柄のはっきりした絵本なので、4,5歳児くらいから読み聞かせにも使えます。(どんどん使ってほしいです)
いっそ読み比べてみても楽しいかもしれません。
余談ですが、見返しの絵は、主人公の部屋の壁紙と同じでした。
見返しの部分も、凝って作られている作品は好きです。
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「ご主人、その通り!」
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投稿日:2021/04/23 |
文我さんの作品は、たいてい実際高座でやられている落語が多いと思いますが、この作品には「落語」という文字が書かれてので、まだ高座ではおやりになっていないのでしょうか。
落語らしい噺の展開がとても面白かったです。
間抜けな泥棒のはなしのテンポを素直に楽しめる作品でした。
「ご主人、その通り!」
「おくさん。その通り!」
のやり取りのところがほんとに面白いです。
子どもたちが真似しそうですね。
ささめやゆきさんの絵柄が作品にとても合っていました。
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被写体たちの変化が楽しい。
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投稿日:2021/04/14 |
目の付け所が面白いなと思いました。
カメラを向けて撮ると被写体たちは(オシャレ?)に皮をむいてポーズしてくれます。
その変化がとても楽しかったです。
どれもおもしろかったのですが、やはり一発目のバナナの変化が一番目に焼き付きました。
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読み聞かせ向きの作品で聞いたらより楽しめそうです。
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投稿日:2021/04/14 |
赤い背景がインパクトありました。
ジャングルの背景をどうして赤くしようと思ったのか、作者の発想力のもとを聞いてみたいです。
やんちゃな子ザルたちの好奇心はとめどなく、見ていてハラハラドキドキしますが、そのハラハラ感が楽しめる内容になっています。
読み聞かせ向きの作品ではないでしょうか。
危険なジャングルでの臨場感をクラスの友だちと一緒に聞くと、より楽しめると思いました。
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はたから見てると微笑ましいふたり(ひとりと1匹)です。
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投稿日:2021/04/14 |
くまの人形の「ルイス」から見た、人間の男の子との友情物語です。
男の子らしい粗雑な態度に腹を立てて出ていこうとするくまのルイスですが、はたから見ているとふたり(ひとりと1匹)のやりとりが微笑ましく感じました。
絵は線が太くはっきりしていて遠目がききます。
テキストの字も大きいので、読みやすいです。
5,6歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちの読み聞かせにお薦めします。
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いろんな富士の雲(かさ)やいろんな富士がある。
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投稿日:2021/04/14 |
たいこさんのシリーズです。
富士山にかかる雲の呼び名や、富士山以外にも各地に「富士」の名がついた山があることを楽しく教えてもらえてくれます。
正直、日本各地にこんなに「〇〇富士」があるとは知りませんでした。勉強になりました。
また、たい子さんが意外としっかり登山をするので、登山に必要なグッツや心構えも分かって面白かったです。
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利口な女の子とくまのやり取りが楽しい。
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投稿日:2021/04/14 |
一年生の国語の教科書に載っていた「マーシャとくま」です。
素話ではメジャーなロシアに伝わる昔話で、一見怖そうなくまと、利発な女の子マーシャとの掛け合いが楽しいストーリーです。
この作品では、小学校1年生で習う漢字をうまく使って、構成されています。
なので、就学前(5,6歳)のお子さんたちから小学校低学年くらいのお子さんたちの、ひとり読みの練習にも使えそうです。
アンヴィル奈宝子さんの優しいタッチの絵で、物語の世界も生き生きとえがかれていました。
私は個人的にはくまがマーシャのお使いで、かごを背負って森のなかを歩いていくシーンが好きです。
たくさんの子どもたちに触れてほしい物語です。
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マイノリティについて考える。
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投稿日:2021/04/14 |
表紙から想像していたのと違って、自分らしさって、何だろうと考えさせられるお話でした。
自分が周りと違うと感じることは、子どもたちの社会でも起きうることです。
「マイノリティ(正統・多数派から外れている)」を感じた時、どう対処るればいいのか、絵本を読みながら子どもたちなりにいろいろな考え方を養えるのではないでしょうか。
楽しい話かなぁと、思っていたのでちょっと拍子抜けでしたが、これはこれで考えさせられる良い作品だと思います。
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