絵本ってほんとに素敵、そう思います。
大人が読むのでも、子どものために読むのでも。
思いながらも、どこがどうして素敵なのだろう?といった具体的な
ことは、いつもさほど考えたことがなくって。
松岡さんはその「具体的なこと」をこの本の中で教えてくれるのです。
何年も前、小学校の先生をしている友達に「絵本を子どもに読んで
あげる時は、あれこれきいたりせずに、読むのがいいんだよ」と教え
てもらったことがあります。それまで私は「ほらほら、これはなんだ
ろうね?あれはどこにあるかな?」などと物語とは関係ないことを
きいてしまう読み方をするタイプだったのですが(甥っ子に対して
そんな読み方をしようとしていた)、友達の話をきいて考えを改め
娘に対しても気持ちはこめて物語だけを基本的に読むようにしていました
(娘にきかれた時は別ですが)。その「読み方」についても松岡さんは
書いていて、なるほど、やっぱり、それでいいんだなと納得した次第。
静かに話を聞いたり、それについて、心の中で思いをめぐらしたりする
経験。物語の世界にはいりこんで、現実とは別の世界での体験を
することは貴重なのですね。
これからも、どんどん娘を物語の世界にひきずりこもうと思います♪ (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子4歳)
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