ぼくはSLが大好き。お父さんと大井川鉄道のSLの写真を撮りに行って、京都のおじいちゃんに送ったら、おじいちゃんから 手作りの「SLアルバム」が送られてきました。中のSLの写真は、全部おじいちゃんが若いころ、日本中を旅して 撮ったものでした。一冊のSLのアルバムをとおして交わされるSL好きのおじいちゃんと孫の交流をえがきます。
SLといえば、動く姿は映像でしか見たことがない、しかも大昔のモロクロの映像を思い出します。
近くの線路を特別にSLが復活するイベントがあり、生で汽笛を聞くことができました。
昔からあるものはとても魅力的なデザインをしていると思います。
だからこそ、年代を越えてファンが多いのだと思いました。
この絵本はSLを通じて、祖父と孫の手紙のやり取りが書かれています。
遠く離れていても、年齢の差があっても、同じものが好きだと仲良くなれます。
おじいちゃんは、孫が自分と同じものに興味を持ってくれた喜びが手紙に表れています。
おじいさんの撮った写真はどれも、素敵です。SLへの愛が感じられます。
将来、孫ができたら、同じ話題で話がしたいものですね。 (おるがんさん 40代・ママ )
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