犬のジェリーは、からだが ながい。 ねことくらべても、ながーいながーい。 へびとくらべても、ながーいながーい。 わにとくらべても、ながーいながーい…? すべりだいとくらべても……??
えっ、そんなに ながくなっちゃうの!? ページをめくるたびに繰り返される「ながーいながーい」のセリフが、 小さな子どもたちに大人気! そして、ジェリーがどんどん長くなっていく姿におおはしゃぎ! 大人も子どもも、 おもわず笑ってしまう幼児絵本です。
★作者矢野アケミさんのコメントをご紹介します!
<「犬のジェリー」シリーズってこんなに楽しい!>
ジェリーは、矢野家で暮らしているダックスフントがモデルです。 寝起きにうーんと伸びをして、長い胴がもっと長くなったり、ソファのすきまとか、狭いところにどんどん入ったり、 ボールをころころ転がして遊ぶのが大好きです。犬の脳年齢は、人間に例えると2〜3歳児くらいなんだそうです。
「ほらほら! こんなに大きいものも ころがせるよ!」(『ジェリーのこーろころん』) 「みてみて! こんなに 長くなっちゃった!」(『ジェリーのながーいながーい』) 絵本のなかで、そんなふうに楽しんでいるジェリーとページをめくった小さな子たちは、 すぐに仲良しになれることと思います。 ときどき、絵本の文章が少ないので「どう読んだらいいか…」と お母さんたちに聞かれることがありますが、心配はいりません。 その証拠に、『ジェリーのあーなあーな』をこんなふうに読んでいる子が。
あーな あーな と、ネコの鼻の穴に入ろうとしているジェリーを見て… 「あいれない(入れない〜) あいれない(入れない〜)」 すぽん と、バケツにはまったジェリーを見て… 「ぬけな〜い」 (名古屋市・あおちゃん・2歳3ヶ月)
子どもの想像力って、すごいです! 自由に言葉をつなげて遊んでいるんですね。 矢野アケミ
矢野アケミさんのデビュー作『ジェリーのあーなあーな』に待望の新作『ジェリーのながーいながーい』『ジェリーのこーろころん』が登場。3冊揃ったら・・・わーこれは面白い!! どの位かと言えば、子どもが笑い転げたり絶叫するほど、です。 ダックスフントのジェリー、いくら胴が長いと言ったって、そんなに長いなんて・・・!?いくら“あな”が好きだからと言ったってそんな穴にまで・・・!?いくら転がすのが好きだからってそんなものまで転がしちゃうなんて!?とにかくすごいことになっています。これでもかこれでもかと「ありえない」ことの繰り返し。それが更に3冊分も積み重なっていくんです。詳しい説明は不要です。子どもと読めばすぐわかる「よくできた」絵本なのです。それぞれ最後のオチも最高にキュート。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
自分で読めるかな?と思って6歳の息子むけに借りてきました。
胴体が長いダックスフント。
長く長く、どんどん長くなって・・・。
そんなに長いわけないやろ!とツッコミながら、でも嬉しそうに読んでました。
シリーズ本みたいなので、他の作品も読んでみたいです。 (ミキサー車さん 40代・ママ 男の子6歳)
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