ラブレターがはやっていた。愛美も便せんと封筒を買った。クラスの楽くんに書きたいと思った。馬が大好きで、茶色っぽいきれいな髪をした、笑顔がかわいい男の子。学校での手紙のやりとりは禁止と先生は言うけれど、「楽くんへ――」愛美は書き始めた。手紙にたくした女の子のみずみずしい思いをあさのあつこが描く。
親の大人はちょっと昔の自分を懐かしむのでは!?
こういう時あったな〜みたいに(笑)。
今は早い子では小学生からスマホを持っている子もいたり、手紙の重要性ってあまり感じない子もいるかもですよね。
親の私の時代は、中学生こそ「ラブレター」全盛期でした。
靴箱に入っていたり机の中に入れたり。
そこには、メールやLINEとはまた違った感じがあります。
便箋を選んで、緊張しながら書いた字・・・そういうのがすっっごく素敵なんですけどね。
こんな時代だからこそ、小学校高学年の女の子たちに読んでほしい1冊でもあります。
恋するっていいな〜手紙っていいな〜って。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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