八歳の男の子オルヤンは、おばあちゃんが入った老人ホームで、自分と同じ名前のおじいさんに出会いました。 やさしくて楽しいオルヤンおじいちゃんは、足が悪くて自由に外出できません。 そこでオルヤンとおばあちゃんは、おじいちゃんを車いすに乗せて散歩に連れ出しますが…? 男の子とおじいさんのほのかな友情を温かく描く、心に残る物語。
タイトルが気になり、読んでみたいと思いました。
おばあちゃんが入居した老人ホームで、自分と同じ名前のおじいちゃんに親近感を覚えた男の子、オルヤン。オルヤンとおじいちゃんは同い年の友達のように仲良くなります。
家族以外のいろんな年代の人たちと交流する場というのは、意外に少ないものです。でもそれはとても大切なことだとこのお話は教えてくれます。
死も扱っているので悲しいですが、温かいイラストともに、ほんわかやわらかな余韻のするお話でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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