ホワイトチョコレートのような犬のグミ。 グミは人間の女の子さちこさんとくらしていて、さちこさんがだいすき。 グミは、さちこさんがあるねがいをもっていることをしっていました。 さちこさんが、願っていても、口に出せない願い。 その願いをかなえるために、グミは、まっくらな夜の空へとびだします。そして……。 荒井良二さんの力のこもった原画の迫力と、ファンタジックであたたかい気持ちがつまった物語世界が、一作にまとまり、何度も読み返したい絵本です。
■担当編集者からのメッセージ 犬を飼っていた方もそうでない方も、このけなげなチワワのグミの目をぜひ見て下さい。 グミは、大好きなさちこさんの願いを叶えるために、夜空をたった一人でかけるのです。 小さくてちょっと弱そうなグミですが、必死で前に進もうとする姿は、ちょっとせつなく、ですが、ほっこりとした気持ちにさせてくれます。大宮エリーさんがテキストを手がけたはじめての絵本作品です。荒井さんもたくさんの絵本作品の中ではじめて描いたチワワ。ぜひ、ゆっくりとページをめくっていただけたらと思います。(わんこ)
この話は涙なしでは読めませんでした!!とっても飼い主思いの犬、グミがとってもけなげでした。飼い主の願いをかなえるために一生懸命星を捕まえるところなんかは、もうグッと来ていました。子供より大人の私の方が感動していたかも!! (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子5歳)
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