「グミと さちこさん」 みんなの声

この話は涙なしでは読めませんでした！！とっても飼い主思いの犬、グミがとってもけなげでした。飼い主の願いをかなえるために一生懸命星を捕まえるところなんかは、もうグッと来ていました。子供より大人の私の方が感動していたかも！！

荒井良二さんの描いたかわいいガーリーな絵に魅かれました。
大好きなさちこさんのために星に願いをかなえに行くグミが
なんとも愛らしいです。
さちこさんを想うグミとグミを大切に想うさちこさんとの
温かな空気が絵本の色にとてもよく表現されていました。

娘は荒井良二さんのワクワク感を期待していたそうですが、
反応は良くなかったです。
私自身もつかみどころがないと言うか、対象があいまいだなと思いました。
よるくまの雰囲気に似ていますが、よるくまの方が子供にも大人にも伝わりやすい暖かさがあります。

主人公が受験生なので大人向けなのかも知れませんが、大人向けにしては話しがわざとっぽいルヘンすぎて…。愛犬ががんばってくれるストーリーなので、愛犬家にはとてもよいかも！

ご主人を思う愛犬のグミの健気さが、たまらなく愛おしく思いました。ご主人であるさちこさんは、受験生だから家族はやっぱり気をつかうから精神的に大変だなあと思いました。さちこさんが、グミを大切にしていることも伝わってきていい関係を築けて羨ましく思いました。絵も微笑ましくて可愛いので、良かったです。

イベントに由来して発行された絵本らしいのですが、正直お話の内容は「？」な感じでした。意味がわかりません…。もう何回か読めば理解出来るようになるかしら…。結局グミの夢だった、という事でいいんですよね…？む、難しい…。

我が家も犬を飼っているので、娘は「グミかわいい」「グミがんばって！」と、興奮気味に声を出しながら読んでいました。
うちのわんこも、こんなこと考えてくれてるのかな？私のこと応援してくれてるのかな？と、読み終わってから絵本についての話に花が咲きました。
愛犬家にはおすすめの絵本です。

受験という言葉が使われているからには、中学生以降を対象に書かれた絵本だと思います。
ただ、伝えたいことがなかなかわかりにくい絵本だと感じました。
さちこちゃんのために頑張る姿を描くなら、受験という言葉を使わなければ、幼稚園や保育園の子どもでも楽しめる絵本になると思います。
中学生以降が読むには、少し幼すぎるかな…
最近では、幼稚園や小学校に受験があるところも少なくないから、そういう子どものために描いた絵本というなら納得です。