どこどこ？セブン(12) のぞいてみよう

●ntents
グラスのなかを　のぞいてみよう／すいちゅうとしが　あるかもね／ドールハウスを　のぞいてみよう／へやのなかに　はいれたらいな／そうがんきょうで　のぞいてみよう／まさかまさか　きょうりゅうだらけ？／ドアをあけて　のぞいてみよう／おもちゃのおとが　きこえてこない？／このハコなんだ？　のぞいてみよう！／ごちそういっぱい！　だといいねえ／ドーナツのあな　のぞいてみよう／おかしのくにが　みえるかも／クローゼットのおく　のぞいてみた？

●story
「どこどこ？セブン」シリーズもこれで12巻目。この巻で１ダースに到達！です。
今回のテーマは「のぞいてみよう」。なにかの中や、どこかの隙間などを、のぞき見る瞬間のワクワクって、子どもたちはとくに大好きですよね。
さっそく、具体的にどのような内容がふさわしいのかスタッフ全員でアイデア出し。
ここで出てくる案が、このあとの制作の核になるので、毎回、う〜ん･･･と頭をひねりながら、考えに考えて、また考えて…。ホント、これが思いのほか大変な作業。と、思えば、朝起きたとたんにピピッ！とひらめくこともあったり。不思議ですね〜（笑）
そうして集まったアイデアの数々。
小鳥の巣箱、ランドセル、靴箱、ママのドレッサーの引き出し、車のトランク、などなど。どれも、ワクワク楽しげでかわいい“のぞきスポット”ばかり。
ですが、ここで難題に。“のぞいている”という仕草が、カメラのアングルだけではやや伝わりにくいのでは？という意見で、再び考えて考えて、また考えて…。
何度もの話し合いのすえ、ようやく方向性が決まり、内容を詰め、いよいよ撮影へ。
グラスの中や、ドールハウスのハウスの窓、双眼鏡で森の奥、ドーナツの穴…などなど。モデルを引き受けていただいたお子さんたちに登場してもらい、実際に“のぞいてる様子”をページの中で表現することに。さらに“のぞいた先に見える世界”の２ステップの展開で表現することにもなりました。のぞいてる現実の世界と、のぞいた先にあるユニークな夢の世界との、ギャップにも注目してくださいね。
毎巻、新たなテーマをもうけて、試行錯誤を繰り返しながらつくり上げていく「どこどこ？セブン」ですが、今回の“のぞいてみよう”では、人のしぐさがテーマになっていたり、人物が誌面に登場したり、２ステップの展開も、すべて初めてのこと。
これまでにない“初めてづくし”がたくさんの撮影となりました。
長時間の撮影にも嫌な顔をせず、笑顔でがんばってくれたモデルのお子さんたちにも感謝しています！

けっこうむずかしいです