1993年のイギリスの作品。
原題は、I Can
面白いのは、兄妹の兄の視線で描かれたのがこの作品で、妹の視線で描かれた「おにいちゃんとおなじ」というペアの作品があるということ。
物語は、
「いもうとは ぼくと おんなじことを したがる」
という書き出しで始まります。
それからは、ぼくが出来て、いもうとが出来ないことのオンパレード。
左側にぼく、右側にいもうとの対比が続くのですが、何とも言えず暖かい気持ちにさせられます。
それでも最後は、納得のエンディングなので、文句のつけようがありません。
妹のいる兄に読み聞かせしたい作品ですが、ペアの「おにいちゃんとおなじ」も是非読んでみたいと思います。 (ジュンイチさん 40代・パパ 男の子12歳、男の子6歳)
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