ふだん何気なく使っている「右」と「左」。でも、よく考えると不思議なことがいっぱいある。どうして自動車は左を走り、人は右を歩くのか。なぜ、数字は左から右に書くのか…などなど。こういった子どもたちが感じる疑問の一つひとつについて、科学的につっこんで考えていくことを目的にした絵事典です。
内容としては、第1章「右と左の不思議な話」…人が右と左を区別したわけ 他、第2章「右左、裏を返せば、左右」…右左の定義 他、第3章「人の体と文化の右左」…芸術での右左とシンメトリー 他、第4章「鏡に映った像の不思議」…ミクロの世界の右と左の不思議 他、「試してみよう、調べてみよう」…動物や植物の右左を調べてみよう 他。あいうえお索引や学問別に引ける索引付き。
右と左の話は、国語、算数、理科、社会はもちろん、音楽や体育、図工など、あらゆる科目にまたがっています。分野を超えた勉強や研究にうってつけの事典です。
「右」と「左」は、間違うと大変だからしっかり覚えなければいけなません。右と左の大切さはわかっていますが、なぜ右と左があるのかなんて、考えたこともなかったです。
対称的な形の右と左、非対称的な右と左、あたりまえと思っていたことにも理由があるんですね。
上?下?右?左?読んでいると、ちょっとクラクラしてきそう。
わかりやすい絵と解説で、子供も楽しく勉強できました。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子11歳)
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