【きつねのおきゃくさま】【とりかえっこ】などの
挿絵で有名な二俣さんが文章も手がけた作品です。
この絵本は絵が版画で、ニ俣さんのまた違った一面が味わえます。
本文は「きつねののぞみ」「おかしいのはこっち」「ひとつぶ10かかん」の3作品から構成されています。
3作品ともシュールなお話で、イソップ童話や星新一さんの短編小説を思わせる大変面白い内容でした。
ただ、あまり小さい子どもさんにはその面白さが100%伝わるかどうか疑問が残りますが、
作品としては私のお気に入りの一冊になりました。 (まりん♪さん 30代・ママ 女の子11歳)
|