虐待や暴力から子どもが自分の身を守るには、自分に自信をもつ自己肯定感が土台に欠かせません。好きなこと、好きなものなどから、自分を見つめ、自信をもとうとよびかける絵本です。
以前紹介した、だいじょうぶの絵本第3弾です。
今回のテーマは、自己肯定感(セルフ・エスティーム)です。
これだけ聞くと、何?難しそうと思われるかもしれませんが、絵本では、小さな子でもわかる易しい文章で、語りかけるように書かれています。
子猫のココが主人公。
すきなもの、すきなことが、たくさん並べられています。
でも、自分が嫌いな時もある・・・と今度は失敗したり、寂しかったりした時の気持ちを書いてます。
そして、そんな時におかあさんやおじいちゃん、まわりの大人たちがあたたかい声をかけてくれます。
欠点も含めて、「まるごと今のあなたが好き」と言ってあげることが、どんなに大切か・・・巻末の解説もぜひ読んでみて。
(ぼのさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳、女の子3歳)
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