赤羽末吉さんのことを調べているうちに出て来ました。
三人の絵本作家さんの画集でもあり、また解説もあるので、絵の世界を深く知ることもできます。
赤羽さんの画集というと、『画集 赤羽末吉の世界』という本が最近出ていて、
文章のない絵だけで見ると、いつも文章に囚われて読んでいるので、絵だけをしっかりと見ることができ、
画集というのもいいなあと思っていたところです。
この本は、『画集 赤羽末吉の世界』よりも版が大きいので、迫力のある赤羽さんの本を堪能できます。
そして、驚いたことに、本の装丁が安野光雅さんです。
昭和56年発行の本だそうですが、昔の本ほど本当にいいものを作られていたんだなあと改めて思いました。
その当時で2800円ですから、お金もかけて手間もかけていたことがしのばれます。
絵本作家さんのことはなかなか資料も少ないので、知る機会もないのですが、いろいろと知っていきたいなあと思っているところなので、
こういうシリーズがあったことを知る機会があって本当によかったと思いました。
こういう本を所蔵していくというところが図書館だと思うので、どうか図書館の方は廃棄しないで持っていていただきたいものだと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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