![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
春、りんごの花が咲きました。花が散る頃、りんごの小さな実が葉のかげにみえます。りんごに悪い虫がつかないように袋をかけ、病気にかからないように、薬かけをします。大切に手をかけられたりんごは元気に育ち、嵐にも負けません。赤く色づいたりんごをいよいよ秋に収穫です。冬に葉が落ちて、また春、りんごの花が咲くでしょう。(かがくのとも45号)
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
『かがくのとも』1〜50号の復刻版が出ました。
その中の一冊です。
花田弥一さんという方を存知あげなかったのですが、
『たまねぎ』という作品もあるようです。
『かがくのとも』には、今までにいろいろな発想のものがあり、これはいわば定点観測ものですね。
一年を通してりんごの成長の様子を追います。
こういった地道な観察のものは、一年だったり二年だったりと経過がかかることを思うと、
またこの絵本にかけられた年月を思うのです。
45号で1972年のもの、1号から50号はまだすべては読み切れてはいませんが、
「かがくのとも」の原点ともいえる姿が、1号から50号にあるように思います。
他の作品を読むのが楽しみです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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