「マドレーヌ」シリーズの作者として知られる、ルドウィッヒ・ベーメルマンスは、絵本の世界だけでなく、小説、油絵、映画の原作など、多くの分野で活躍しました。 複雑な生い立ち、渡米、ホテル勤め、絵本の世界に入った経緯、その後の制作活動など、氏の波乱万丈な生涯を、写真や絵、エッセイなどをふんだんに掲載しながら紹介します。 「芸術」を愛し、「生きること」を愛したベーメルマンス氏。 「マドレーヌ」誕生秘話も描かれた、興味深い一冊です。
マドレーヌの絵本が大好きなので、その作者のことについても詳しく知りたいと思い、こちらの本を読みました。
ベーメルマンスの生い立ちから、マドレーヌのお話ができるまでのエピソードなどが、多くの写真やイラストとともに語られます。
マドレーヌの絵本は、はじめは「子どもには洗練されすぎている」と言われていたそう。それがたちまち大ヒットになるなんて、ワクワクします。
「マドレーヌの絵本は1冊1冊何年もかけて作ったのに、本を見ると苦労の後が少しも見えないのも、ベーメルマンスのすごいところ」というのも印象的でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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