古本屋の店番をしながら本を読んで生活するヘンな小学生・虹北恭助。幼なじみの野村響子と、虹北商店街でおこる様々な事件に挑む。毒入りお菓子事件に心霊写真、卒業記念にひそむ秘密とは…。本格ミステリー登場。
はやみねさんにしては大人向けの本でした。名目は少年探偵なので子供向けですが、大人が読んでもぜんぜん面白いです。怪盗クイーンシリーズも面白いのですが、やっぱりそこらへんにはいなそう。でも、この虹北シリーズは、どこにでもありそうな商店街、主人公もいそうでいなそうで微妙なデスク・ディテクティブ。
なかなか居ないけど、すごく居そう!と思えるところがとてもおすすめ。
心霊写真?の謎や、万引きの逆の事件、いろんな事件を恭助がといていきます。主人公の二人、上手くくっついたらいいな、と思いつつ、読んで少し胸がドキドキしました。ラストはとうとうキスも(笑)でも、長らく海外に行ってしまいそうな恭助に、続きを読みたくなりますよ! (えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)
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