100マス計算で有名な陰山英男先生は、元山口県の田舎の公立小学校の先生。
隂山先生の卒業生の2割が難関大学や医学部に合格しているんだそうです。
前半は学校向けで、どういった授業をしたかが具体的にわかります。
こんな熱心な先生に当たることは到底ない話なので、
ここで参考になるのは、学年ごと、教科ごとの指導目標です。
6年生では、繰り下がりのある計算が必要な、あまりのある割り算100問を5分以内で解くとか、
百人一首を何種か暗唱できるとか、
そういった具体的な内容が示されています。
この指導目標はそのまま家庭で応用できます。
後半は家庭向け。
テレビをたくさん見るのはよくないというけれど、なぜなのか。
例えば毎日2時間テレビを見ると年間で、730時間。
小学校の授業数は、年間708時間なんだそうです。
学校で勉強する時間より、テレビの視聴時間のが長くなる。
1日2時間でも、年間で考えると、730時間とはなんと膨大なこと。
家庭でできることは、概ねほかの育児書などにあることも多いけれど、
それでも教育熱心な学校の先生の視点、参考になりました。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子7歳)
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