一人でもみの木にクリスマスの飾り付けをしたいちびけちゃん。でも、ガラス玉を落としちゃったり、飾り箱に座っちゃったり、失敗ばかり。「あっちに行ってなさい!」とパパに言われて、ちびけちゃんはしょんぼりしてしまいます。
小さな頃は何でも「私が…僕が…」と自分でやりたいものです。親子の心の交流を温かい絵で描いたクリスマスのお話です。
クリスマスの飾りつけを一人でしたいちびけちゃんですが、パパから、
「・・・・きみは もう あっちにいって 座ってなさい」と言われてしまいます。やっぱり、手伝ってもらうと邪魔なこともあると思うけれど一緒に飾りつけをしてほしいと思いました。一人で寂しく自分の部屋にいるとパパからお呼びがかかります。「困っているんだ」とパパ。自分を必要としていてくれて本当に嬉しかったと思いました。パパと二人でクリスマスツリーの天辺にお箸様をつけたちびけちゃん、パパから主導権をとって本当に自慢そうでした。生き生きと輝いているちびけちゃんが伝わってきました。必要とされていると幾つになっても同じで嬉しいものだと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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