題名を見て、今、逆上がりの猛特訓中の息子にちょうど良さそう!と思いました。
東君平さんが新1年生を励ます為に描いた「がんばれ おっくん 1ねんせい」
シリーズの1つですが、これで4冊目です。
このシリーズ中全部に言えるのですが、新1年生ってこんなに実は頑張っている
んだなと、改めて教えてもらったような気がします。
特にこの話の中では、さかあがりが出来るようになって嬉しい“おっくん”は
授業中、校庭にある鉄棒が気になって気になって仕方がありません。
でも、そんな“おっくん”も頭の中では、今はさがあがりをやってはいけない時間
と分っているのです。そんな心の葛藤が親の私から見ると初々しいし、ちょうど
“おっくん”と同じ1年生の息子には共感できるんだと思います。
でも、気になっていると、雀が不思議な力を貸してくれ、気付くと“おっくん”は
一人で、校庭の鉄棒にいました。そして、やりたいと心から思っていたさかあがり
をやってみると、いくらやっても出来ないのです... という話でした。
今やりたいからと思っても、学校は、やりたい自分をがまんしなくちゃいけない
時もあると言うことを、やさしく教えてくれる話でした。
1年生にはとても身近で、そして大切な話だと思います。現役の1年生や、来春
1年生になる子達に、とてもお薦めです! (汐見台3丁目さん 40代・ママ 男の子6歳)
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