なきむしのんちゃんは、ほんとうにびっくりしました。とうちゃんが、きずついた白鳥をつれてきたのです。のんちゃんは、こわごわ白鳥にえさをあげました。やがて……元気になった白鳥が、北に旅だつ日がきました。
孫のニックネームは、ののちゃんですが、ときどき”のんちゃん”とも呼ぶことがあるので、図書館で見つけたときには、とても嬉しくて即借りてきました(笑)。傷ついたまだ子供の白鳥を、小学校1年生の、のんちゃという男の子が、3ヶ月お世話して元気になって仲間の元まで送るお話でした。泣き虫だったのんちゃんですが、少し成長した姿をみることが出来ました。温かい家族に囲まれて育っているのんちゃんの家族も素敵だなあと思いました。素朴で純粋で優しさがいっぱい詰まった昔からの家族像をみることが出来て、よかったです。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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