おどるのが大好きで大好きでバレリーナになったねずみの女の子、アンジェリーナのおはなし。イギリスで長く愛されているシリーズです。 とにかくアンジェリーナはよく踊ります。楽しそうにずっと踊っています。読んでいると自分も小さい頃バレリーナの真似をして遊んでいた頃の幸せな興奮がちょっと蘇ってきます。 バレリーナを夢見る事はもう許されない年齢の私ですが・・・(笑)。子供だったら読み終わった後絶対踊っていたでしょう。 そんな才能のあるアンジェリーナがバレリーナになっていくお話、とっても可愛らしい衣装やお花がふんだんに登場し女の子にはたまらない絵本になっています。 今回はシリーズ4作目。アンジェリーナはおじいちゃんおばあちゃんの船、ジョリー・テット号でダンスフェスティバルに向かいます。素敵な衣装に身を包んだアンジェリーナ、船の上でもダンスに夢中です。でもアンジェリーナ、夢中なのはいいけれどもっと大切な事忘れているんじゃない ? 夢見るだけではない、一歩踏み込んだお話でしっかりしたテーマも見えてきます。夢と同じ位大事な事がある、大人になると痛感したりして・・・。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「ぜったい、スターになってみせるわ!」でも、アンジェリーナ、踊ってばかりでいいの? 世界じゅうで愛されているイギリスの名作絵本シリーズ、第4弾!
ナレーリーなを夢見るねずみの女の子のお話です。
子供にも色々な思いや出来事がありますよね。
時には悪気こともしちゃう。
それはしないに越したことはないけれど、まるっきりの完璧ないい子の方が実際はコワイかもとも思います。
怒られた経験や悪いことをしてしまった反省や自己嫌悪も、長い人生では後に生きてくるのではないでしょうか。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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