ひいじいがたおれた! ぼくは東京に引っこすから、はなればなれになっちゃうのに・・・。 だから、ぼくはかんがえた。 ひいじいが大切にしていた大クヌギの実が、東京でいっぱい芽をだしたら、 きっとひいじいはよくなるって。
娘が学校の図書館から借りてきました。
めやすが中学年用だったので、「お、なかなか大人っぽい
本を借りてきたのだなあ」とちょっとうれしくなりました。
娘に借りてきた理由を訊いたら「栗の話なのかな?おもしろそう
だなあと思って」と言っていました。表紙の「転校生」の顔が
栗みたいだったのです(クヌギの木のどんぐりだったのですね)。
熊本のひいじいちゃんと離れ、東京に引っ越してきたタミオの
物語です(ひいじいちゃんは、仲良しだったひ孫のタミオと
離れてしまったせいもあって病気になってしまうのです)。
ひいじいちゃんに元気になってもらおうと、ひいじいちゃんの
クヌギの木のところに落ちていたどんぐりを蒔いて育てようと
するタミオ。お友達にあげたり、自分でも土をさがしたり
(東京はなかなかいい土がないのです)。
どんな物語か全く知らなかったのですが、期せずして?
とっても素敵な物語で、読んでいてあったかい気持ちになりました。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子7歳)
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