おかあさんと二人で貧しく暮らしている少年ジャック。 ある日、牛を売りに出かけたジャックは、おじいさんに声をかけられます。 「ぼうや、そのめうしと この豆を とりかえないかい?」 最初は断ったジャックでしたが、だんだんほしくなってきてしまい、とうとう牛と豆をとりかえてしまいました。 家に帰ると怒ったおかあさんは、その豆を庭に放り投げてしまいます。 ところが次の朝、そのまほうの豆の木は空高く、天まで伸びていたのです!! ジャックは面白そうだと思い、つたを伝って上に登ってみることにします。 雲をつきぬけていくと、立派なお城がたっていました。住んでいたのは・・・?
大人になっても忘れたくない名作『ジャックと豆の木』(イギリス民話より)をいもとようこさんの文章と絵で。ストーリー展開も絵もとってもわかりやすいので、初めてこのお話に出会った子にも、どんなお話だったか忘れてしまっている大人にもぴったり。
確かに豆のつるというのは、すごい勢いで伸びていきます。その生命力を見ているとこんなお話もありえるかも?なんて思ってしまいます。 ジャックの場合、好奇心の勝利ということでしょうか。なかなかすばしっこくて知恵も働くジャック。 宝物をもらったままハッピーエンドなのは、ちょっと爽快な気分になりますよね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
牛を売りにいったジャックは、お母さんの言いつけに背いて豆と交換してしまいます。 怒ったお母さんが豆を庭に投げつけると、次の日には天まで伸びる大きな木に! 木を登っていったジャックは、人食い鬼と遭遇しますが…… ピンチを切り抜けて宝物を手に入れるジャックの活躍が楽しいイギリスの民話です。
このお話のショートバージョンを病院の待合でよく読み聞かせしています。
金のたまごをうむニワトリを取り返すというお話で、本当はもっといろいろあったような気がするんだけどな…と私自身このお話を忘れかけていました。
そんなときに手にしたこの絵本。
読みながら、あぁそうだったそうだったと、懐かしく思い出しました。
娘とドキドキしながら読みました。
もう、そこでやめておけばいいのに…と思いながら。
お話を忘れかけていただけに、かなりのスリルを味わうことになりました。笑
(こりえ♪さん 40代・ママ 女の子6歳)
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