「戦争中にしょうがいをもって生まれた弟は、名前もつけられず、家の中に隠されて、お腹をすかせたまま死んだ」おじいちゃんから聞かされたまみこ。まみこの弟・笑馬(エマ)はダウン症です。笑馬に『平和のバトン』を渡したいという、おじいちゃんの決意にまみこは。表題作他短編5編と詩1編を収録。おわりの発言・森達也。
自分とはまた違った境遇だったり環境だったりする人について想い考えてみること、それも人として大切なことに思います。
読書を通してそういうことを感じてみる、人としての幅が広がるのではないでしょうか。
読書で世の中を知る、知らなかったことについて考えてみる、一人で読む分自分の気持ちと向き合うことにもつながるとも思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
|