鮮やかな赤の表紙に、ぴょこんと飛び出した茶色のおとぼけ顔が、なんともにくめないシズル。 シズルっていうのは、ローラのお兄ちゃんのお友達、マーブが飼っているダックスフンドのこと。 ローラはシズルのことが大好きで、シズルはなんでもできると信じているみたい。 ページをめくれば、ローラの想像の世界が広がっていきます。 コックさん姿でケーキをつくっているかと思えば、ミラーボールの下でダンスしちゃったり。 シズルはなんだっておてのものなんです。
このえほんの特徴は、なんといってもシズルの顔が指人形になっていること! えほんの裏から指をさしこめば、かわいいシズルがなんともいえない表情で頭をふるのです。 いろいろな場面にあわせて、リズミカルにシズルの顔を動かすと、なんだかとっても得意気に みえます。横長のちょっと小さめのかわいいボードブック!あなたもシズルのとりこになっちゃうかも。
ローレン・チャイルドの「ぜったいたべないからね」でお馴染み「チャーリーとローラのおはなし」は、 仲良し兄妹の日常生活を描いた人気シリーズで、写真とイラストを巧みにコラージュしたユニークな絵本です。 TVアニメーションも制作されていて、英国BBCの子どもチャンネルCbeebies(シービービーズ)から、 世界35カ国で放映されているそうですよ。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
「チャーリーとローラ」のしかけえほんです。ローラは、マーブのかっているいぬのシズルがだいすき。 さあ、いぬのシズルを動かして遊びましょう!とてもインパクトのある顔です!
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