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あやかしたちのつくろいもの屋を舞台にした連作四編
あやかしたちがはじめた小さなつくろいもの屋には、人間はもちろん、あやかしのお客さまもいらして、不思議なお願いごとをしていきます。
シリーズの2です。
お裁縫箱のなかで100年いて、付喪神になった、待ち針とはさみと縫い針のお話です。
あいかわらずこまち姐さんがいきです。
繕い物やをしている3人が巡り合う事件がいくつか。
愛らしい市松人形と話したり、
大晦日の王子稲荷のきつねの集会に行ったり、
美しい織物に恋をした一反木綿の話もありました。
江戸の庶民の暮らしが、いろいろと想像できます。
(capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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