生まれてすぐ、あまりにもみにくい姿のせいで山にすてられたグアドロ城の王子さま。 ゲロゲロ山でひとりたくましく生きていた王子さまですが、 みにくいその姿に小鳥さえもちかよりません。 それを聞きつけたゲラリオンから見世物にならないかとさそわれ、ガロゲロとなづけられます。 ある時、目が見えない美しい少女クオリに出会います。 ガロゲロはクオリの目を治すお金をえるために、見世物になる決心をします。 その日からガロゲロのつらい日々が始まります。でもガロゲロの心は…。
何とも悲しいお話です。
最後の教訓には、正直なところ疑問が残りましたが
誰かのために生きることが、自分の幸せに繋がることもある
・・・ということでしょうか。
醜い姿で生まれ、人知れず山に捨てられ・・・
最後には、目の見えない少女のために、
自らを売って 見世物になる。
少女には、もう会えない・・・。
この絵本を読んで、子供たちは衝撃を受けると思います。
少女に会えないまま結末を迎えるとは、思いませんでした。
読む人によって、感想が全く変わる気がします。 (なーお00さん 20代・その他の方 )
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