二十の顔をもつ、美術品にしか興味のない賊「怪人二十面相」の登場と、名探偵明智小五郎と助手の小林少年の華麗なる推理対決!
母親である私は小学4年生のときにこのシリーズを読破しましたが、
息子は小6の夏休みから急に読み出しました。
ただいま全巻読破する勢いです。
(46巻あるのかな)。
戦前に何冊か発行され、
戦争中に一旦中断し、
戦後シリーズが再開されたそうです。
もはや古典文学です。
文体が活弁士のような言い方で、
今読むとちょっと楽しい&恥ずかしい。
読者諸君はもうお分かりですね。
みたいに読者に問いかける文章が多いこと。
これによって、
読んでいる子どもははらはらどきどきしたり、
一緒に推理したりするのでしょうね。
戦前に書かれた本を、
令和の小学生が夢中になって読むなんて。
私が子どものころに図書館にあった本は、
おどろおどろしい表紙でしたが、
この文庫は、軽くなったうえに、
絵もすっきりおしゃれになりました。 (Tamiさん 40代・ママ 男の子11歳)
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