子どもがはじめて出会うお話絵本の決定版。 灰色で、大きくて、へんてこりんなあひるのこ。兄弟ばかりかお母さんにまで余計者扱いされてしまいます。巣を飛び出し、つらいめにあいながら成長し、そして……!?
『みにくいあひるのこ』は、アンデルセンの一生そのままであるといわれています。貧しい靴職人の子供に生まれ、ひょろりと背が高かったアンデルセンも、少年の頃は、よくからかわれたり、いじめられたりしたようです。様々な苦労の末に、ついに世界に羽ばたくようになった自分自身の姿を、白鳥に託したのでしょう。――(童話作家)末吉暁子
「みにくいあひるのこ」が、アンデルセンの一生そのままであると知って、子どもの頃から読み継がれてきた絵本をまた読みたくなりました。
おかあさんあひるの言葉にとても傷つきました。「いっそ どこかに、いなくなってくれたらねえ。」可哀そうで考えられない言葉です。兄弟からも、からかわれたり、虐められたりして暮らしていたと思うと孫には、時期をみて読みたいと思いました。厚紙なので、乱暴に扱っても破れ無いし、絵も優しく描かれています。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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