西欧文明の源をなす豊かで壮大な物語世界 「わしの目をごまかしたふとどきものめ。よし、いまに見ておれ。」神さまは怒り方だってけたはずれ!? 冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク
「ギリシア神話」は「聖書」とならんで、西欧文化を理解するには欠くことができないといわれています。現在あるような形にまとめられたのは、紀元1〜2世紀ごろ、ローマ帝国の初期のころで、以後、人間への深い理解にもとづいた雄壮な叙事詩の世界は、西欧文化とりわけ文学と美術の分野で、大きな影響を与えつづけてきました。この本は、「ギリシア神話」のなかから、アポロンやプロメテウスの話、テセウス・ペルセウス・ヘラクレスなど英雄たちの話ほか、代表的な物語を収めた入門書です。
世界中で少年少女に愛されている文学作品は、21世紀の日本の子どもたちに、国際人として欠かせない教養をもたらします。楽しく読みながら世界各国の歴史や文化も学べる、興奮と感動の「世界文学全集」の決定版です。
名作本を選ぶ際、原文の流れが崩されていないこと、翻訳文が自然である(子どもが難なく読解できるレベル)ことを基準に考えて選んでいます。こちらはそれを満たしてくれるだけでなく、レイアウトや、注釈の位置、解説、図版も見やすく、子どもが一人読みしやすいのでオススメです。我が子には、普段あまり身近でないギリシャ神話なので、注釈が丁寧なのは有難いです(笑)。国語力もつきそうです。小学校低学年ぐらいから、長い期間読めると思います。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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