北森先生、めちゃ、きげん悪そう。原因は、ぼくが、クラスのボールを置き忘れてきてしまったからなんだけど……。北森先生は、空気がぬけたようなクラスの様子をみて、ぼくらに「最近クラスで感じていること」をテーマに標語を考えるようにって言いだした。
ぼくは、同じクラスのゆりとみことが、けんかしていることが気になっていた。そこで、ぼくらの班は「けんかしている友達が仲直りできる標語」を考えることになった。
家に帰ってから、かあちゃんに仲直りの標語がないか聞いてみた。ところが、かあちゃんととうちゃんもけんかしているみたい。けんかの理由を聞いてみても、教えてくれない。仕方なく、自分でいろいろ考えてみたけど、ぴったりの標語が全然うかんでこない。
けんかしている本人に話を聞いてみようと思って、ゆりの家に行ってみた。すると……。
言葉のリズムと国語の面白さを描いた、ユーモアいっぱいの幼年童話です。
「とっておきのー」シリーズで
前回は、「俳句」
今回は「標語」を読んで
おもしろかったです!
なんとなく、国語の学習の延長かな・・・
と、心配だったのですが
肩こらずに?
身近に感じて
楽しめる「標語」作りなんです
主人公のつよしくんの
なんともにくめないキャラクターがいいんだと思います
それをほっとけないみさきちゃん とか
今回は、朝から怒ってる担任の北森先生も
インパクトあるし
やっぱりつよしくんのおばあちゃんが
おとぼけで、言いたい事言って
存在感あり
つよしくんは、おばあちゃんに
似ているのかと(笑
テーマを「なかなおり」にすることや
その間の「女子」についての見解
それを理解不能なつよしくんの姿に
思わずわらっちゃいます
が
とてもリアルなことかと
幼年童話ということで
1〜3年生向けになっています
親子で一緒に楽しむのに
お薦めです♪ (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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