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タイのHIV感染者養護施設バーンロムサイでであった少女プロイ。やがて、著者は「父」として彼女とかかわることになります。
筆者とプロイという少女との出会い、そしてだんだんと育っていく二人の間の家族愛・・・
HIV感染者の少女との交流が描かれていますが、どういう経緯でHIVに感染したのかなどは、本文では詳細に語られているというほどではなく、どちらかというと、親と離れて暮らす子供達との交流が前面に出ているように思いました。
筆者がプロイと心を通わせていく様子は、難しくもあり、この先どうなっていくのかという危うさも少々感じさせますが、プロイが無事に成長していくところを見守りたい気持ちもとても感じられました。
(hime59153さん 40代・ママ 男の子8歳)
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