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成長するほど体が小さくなる雪だるまの世界を舞台にしたユニークな幼年童話「ゆきだるまのマール」のシリーズ、第4弾。雪だるま一家の末っ子マールは、早く小さくなりたくてたまりません。ある日、自分より大きな年下のいとこのシーちゃんが家に遊びに来て、大はりきり。一人でシーちゃんのお守りをしようとしますが、シーちゃんはなかなかいうことを聞いてくれません。
大人になるほど溶けて小さくなるゆきだるまの世界。「ぼく、もう小さいから、ひとりでシーちゃんのおもり、できるもーん」。ゆきだるまのマールは、年下のいとこのシーちゃんのおもりをしようと張り切るのですが…。大人になるほど小さくなる雪だるまの世界の愉快で可愛らしい本です。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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