「一年一組 ミウの絵日記」 みんなの声

小学生になったミウちゃんの絵日記形式の物語です。
新しい友達をいろいろ観察しますがなかなか理想のおともだちはいません。
でも、あるきっかけでお友達のいやだなと思っていたところも素敵な長所に感じることができました。
一年生の息子にもおともだちのよいところたくさん見つけてほしいとおもった一冊です。

このお話は、ミウという女の子が一年生になってからお友達ができるまでの日記でした。お父さんからもらった天使のお守りを友達にあげると一生親友になれるというので、一生懸命にその天使のお守りをあげる友達を選んでいるのがかわいらしかったです。いろいろダメなところも発見したのですが、すごいいいところを発見した面白い友達に渡すことに決めるまでの心の葛藤もかわいらしかったです。

地の文はありません。
全部がミウちゃんの主観＝絵日記です。
そこで友だちとのやりとりや、
友だちを観察しながらどんな子なのかって
考えていく様子、とてもリアルです。
最後、その観察しながら
ちょっと変？って思っていた、自分の班の子達と
友だちになっちゃうのですが、そのなり方も不自然でなく
納得できました。
低学年にぴったりの読み物です。