表紙から、並々ならぬ緊迫感が漂います。
どうやら、背後のおせんべいをめぐっての争いのようですよ。
すずめのチュンとからすのカァが、おせんべいの最後の一枚をめぐって、
じゃんけんすることに。
普通ならあっという間に決着がつきそうですが、さにあらず。
じゃんけんに弱いカァが、何度も「もう一回」というのですから。
それでも、じゃんけんには限界があるのですが、
なんと、「どっちが勝ち?」と、物比べ大会に発展するのがすごいです。
もちろん、ことごとく負けになるカァ。
とうとう最後には?
ええ、ちゃんとオチがあるのが見事です。
妙にリアルなおせんべい、本当においしそうですよ。
漫才張りの楽しい展開でした。
幼稚園児くらいから盛り上がりそうです。