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最近、星川さんの写真絵本にハマっています。 子どもたちのイキイキとした姿をとてもよく捉えているし 分かり易い言葉を使って感じ入ることが出来るところに ジーンとします。 この絵本は牧場に暮らす女の子が牛との触れ合いを楽しみながらも 牛が売られていったり、お肉にされてしまうのを悲しむ様子がとても 切なく描かれています。 悲しむ女の子にお父さんが寄り添って食事の時の 「いただきます」の意味を優しく諭す言葉に感動してしまいました。 娘は牛の乳搾りの場面に驚き、牡牛が売られてゆくところをみて 「女の子だったら良かったのにね」と寂しそうに言っていました。 親子でとても入り込んで読んだ絵本です。 オススメです。
投稿日:2009/06/25
この表紙の女の子は5歳児です。 うちの息子も同い年で、 「この子も5歳児だって〜」というと「ふ〜ん」 この女の子はおうちが牧場なので、 ワラを掃除したり、エサをやったり 親の働く姿を見ているせいか よく働いています。 「すごいね〜」というと、 息子たちも自分よりも小さい子が働いている姿に 真剣に見入っていました。 でも、悲しい現実もあり、 それをおとうさんは自分の経験も含め やさしく語りかけているところが とてもよく、 きっとこういう経験を経て、 心も大きくなっていくんでしょうね。 息子たちも絵本を見ることで 疑似体験をしたと思います。
投稿日:2020/11/13
乳しぼりの仕方とか、うまれた牛が雄だった場合どうするかとか、牧場を経営する家族を通して紹介していってくれます。写真でイメージしやすく、飼っている牛乳を、だれかが育ててくれているものなのかが分かり、これが本当なんだなぁ。と、大人にも子供にも食育になりました。
投稿日:2020/01/19
小学校1年生の娘が一人読みしました。 牧場にとって乳牛は大切な動物。 写真絵本なので,牛も主人公の女の子もとてもリアルで,読み手も心にきます。 女の子と共に読み手も牧場の様子を理解していける点がとてもよかったです。
投稿日:2018/02/17
牧場の子目線での写真絵本。 食肉用として売られていく牛等、ぼかさずに描かれていて、よかったです。 我々は命をいただいて生きているんだということがよくわかる絵本だと思います。 うしと別れるのはつらいだろうけど…。
投稿日:2016/07/05
お乳の出ない牛は飼うことは出来ない。 生まれた雄牛は食肉用として連れられていく。 生活のため、情を挟むことなく仕分けられていく。 牛を可愛がりながら、牧場の役割を理解してお手伝いする兄妹の 分別の良さにたくましさを感じました。 牧場の一日を知る事も出来、動物との触れ合いが生活に密着して いる様子に生き生きと生命力を感じました。
投稿日:2010/06/09
牛をのせたゆかがくるくるまわっているあいだに、ぎゅうにゅうをしぼるっていうからびっくりしました。 牛はおかあさんといられないから、かわいそうと思いました。 ぎゅうにゅうがでない牛はかえないから、びつくりしました。 ぼくはぎゅうにゅうがすきなので、のみたくなっちゃいました。 牛のことがよくわかりました。
投稿日:2009/07/10
ペットでない動物を飼うというのは、実際にはあまり経験できることではありません。 いつまでも一緒にいられるわけだはないし、それで暮らしているのですから、ただかわいいという気持ちだけで育てられるわけでもなく、どこかでかわいいだけでない気持ちを断ち切らなくては一緒に生活できないものなんですね。 乳牛の子どもでも生後四日間だけ牛の乳で、あとは粉ミルクで育てられるというのは、知りませんでした。 命のあるものの恵みをいただく裏側を垣間見させてもらった気持ちでいます。 牛乳の出ない牛は市場で売られるというのも、それで生計を立てているとはいえ切ないなあと思いました。 息子は牛の搾乳の場面でびっくりしていました。
投稿日:2009/07/08
写真絵本です。作者は「しょうたとなっとう」を作った星川ご夫妻です。 いや〜、何よりびっくりしたのは、作品中に写っていたトラックのナンバーが「大宮」だったこと!本文にはあまり関係ないですが、「大宮」ということは、この舞台は北海道とかではなくて、都心に近い埼玉!?それも上尾市でした。埼玉の中心部にも、まだこんなのどかな地帯があったんですね。 それも牧場が!秩父のほうまで行けは牧場は見かけますが、上尾市というところが凄い。プロは目の付け所が違うな〜。ポイント高いです、この絵本!!(埼玉県人として、何より驚きました) 主人公のまどかちゃんの自然な表情がとてもよかったです。 本の中の活字がとても大きくしっかり描かれているので、字を覚え始めくらいのお子さんから、写真を見ながら、楽しく読めると思います。
投稿日:2008/07/15
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