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ふしぎな はこ

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王子のきつね」 みんなの声

王子のきつね 文:柳家 三三
絵:原 マスミ
編:ばば けんいち
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年01月
ISBN:9784251095046
評価スコア 4.25
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  • 化かすつもりが化かされて・・

    狐が出てくる落語では
    私は、しちどぎつねが大好きなんですが
    こちらも、狐が出てくるお話。

    タイトルの「王子」は地名で、東京の王子のことです。
    狐が神様としてあがめられている様子など
    ひとつひとつのエッセンスが聞いていて
    化かすつもりの母狐が化かされるサゲがとても効いてます。

    遠目もききそうなくっきりした色調の絵もあいまって
    読み聞かせでも大いに楽しめる一冊だと思います。

    投稿日:2020/10/29

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  • 絵がすごいです!

    なんて独特な絵なんでしょ!?
    好みではないのですが
    どうしても気になる(笑

    「王子」???
    表紙の絵の髪飾りは、「どんぐり」
    抱いているのは、2匹の犬ではなく、キツネなんですかね?

    と、怖いもの見たさで即借りてきました

    有名な落語とのこと
    生で聞いてみたいものです

    化かす、騙し、お稲荷さん
    そして、「オチ」
    とても、わかりやすかったです

    とにかく、絵に惹きつけられて
    何度も何度も
    読み返してました
    始まる前の、化ける所なんか
    おもしろい!です

    ショッキングピンクの文字の
    あとがきも
    目に眩しいながら
    なるほど〜と、読ませていただきました

    投稿日:2018/08/20

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  • 東京北区の“王子”(地名)の噺

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    「古典と新作らくご絵本」シリーズの1冊です。
    タイトルの“王子”は王子様の“王子”ではなく、“王子稲荷”東京北区にあり、歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれている“王子”(地名)です。

    狐と人間のばかしあいのお話しで、有名な落語の一つです。
    耳で聞くとテンポの良い噺家さんのリズムがとても楽しいです。

    このような江戸の町民を描いたお話に「お稲荷さん」が登場することは多いように思います。江戸の町民たちに根付いていた「お稲荷さん」信仰は、旅人がお地蔵さまや道祖信を拝んだり、お坊さんたちが仏像を拝んだりしているのと似ていて、そこにいる人たちの生きかたが見えてくるの気がします。

    本作は、文章(テキスト)もページ数も少なく、力強い絵で語ってくださっているので、遠目も利きます。
    読み手がよく練習していどめば、高学年の読み聞かせなどによさそうです。

    投稿日:2017/08/26

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  • これまで落語の絵本は何冊か読みましたが、
    言葉が少ないように感じました。

    その分、絵で表現しているのでしょうか。

    原マスミさんの絵を初めて見ましたが、
    とてもはっきりしていて楽しいです。
    冒頭の母きつねが人間に化けるところが特に面白いと思いました。

    うまく語れるようになったら、
    小学生への読み聞かせで使いたいと思います。

    投稿日:2016/11/16

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  • 化かし合い

    キツネと人間の化かし合い。
    キツネが人間に化けるところをみた男が、逆に化かしてやろうとしかけるお話です。

    いつも化かす側のキツネが、逆に化かされたと気づくと、思わず耳や尻尾が出てしまうほど動揺するのが面白いなって思いました。
    そのあともすっかり疑心暗鬼。
    化かされなれていない(笑)

    後になって“キツネはお稲荷様のおつかい”と祟りをおそれ、詫びを入れるところは、人間は浅はかだなと思いました。

    投稿日:2016/07/25

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  • 古典と新作絵本シリーズ第4弾  
    柳家三三師匠の落語がおもしろい! そのお話しに原マスミさんの絵がマッチしていてこれは おもしろい絵本です
    子どものために 働く母狐  なんとまあ かわいい娘に化けたのは良いのですが・・・・
    これを見ていた人間がいたなんて因果ですね〜

    子どものために化かそうとした狐の母さんが 反対に化かされてしまうというお話し 笑えました 
    昔も 今も  「おきつねさまは おいなりさまのおつかいじゃ  たたりがあったら たいへんだ」   稲荷参りに行くのです

    お話しの中の母狐は人間にだまされ 人間を信じられなくなるなんて・・・・ちょっとおかわいそうでもあり おかしくもあり
    落語の世界は さすがに人情とおかしさがうまく組み合わされているなあと思いました

    私の住む京都の伏見稲荷は 千本鳥居が有名で 商売繁盛の神様とされていますが
    このお話は 東京の北区岸町にある 王子稲荷神社のお話しです
    行ったことはないのですが・・・・

    ちょっと行ってみたくなりました

    子どもにも受けそうなおもしろい絵本でした

    投稿日:2016/06/07

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  • 狐は神様

    狐が人を化かす話とタイトルの関係がわかると、お話の面白さも膨らんで来ました。
    東京北区は王子稲荷神社のお稲荷さま。
    お稲荷さまが人を化かすとは思いもしなかったのですが、確かに狐です。
    人をだますつもりが、逆にだまされてしまった母親狐、人を信じられなくなってしまいました。
    とてものどかな絵なので、現在の王子周辺の町並みとのギャップが、不思議でした。

    投稿日:2016/05/11

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