テレビ局が夢ヘの歩みを取材し続け
映画になったと耳にしていました。
それが絵本と児童書になり図書館に入ったので
早速、借りてきました。
子牛を入学させてくれた校長先生
強子たちを出荷まで育ててくれた岡本さん
応援団のお父さん
まわりの大人たちが
ともみさんの夢の種をまき、育てたのでしょうね。
牛の治療に無制限にお金をかけられないこと
乳牛のお母さんに赤ちゃんがいないと肉にされてしまうこと
残酷とも思える現実に
それを食べて生きている人間としては
突き付けられるものがありました。
それと真っ向から向き合うともみさんは
まさに「強くてやさしいお医者さん」です。
15分という朝の読み聞かせには少し長め、ギリギリで
それでも是非聞いてほしくて、6年生に読みました。
奥付のページにある現在のともみさんのお勤め先も読んで伝えると
「えー、ほんとの話!?」
私たちの暮らす上越の診療所なので
子ども達は実話ということが実感できたのではと思います。
私自身も
夢は「叶いますように」ではなく
「自分で叶えるのだ」と教えられました。