「ひゃっくん」 みんなの声

お金を大事にすることを子供に教えるのってむずかしいと思います。もしもお金に心があったらどうでしょうか？友達になれたらどうでしょうか？人は大事にされたり、必要とされれば、また会いたいって思います。お金だって同じです。お金を大事にする事で巡り巡って自分の元に会いに戻ってきます、ひゃっくんのように。この絵本を通してお金に対する意識や大切さを教えてみてはいかがでしょうか？将来お金持ちになれるかもしれませんよ、なんてね（笑）

ひゃっくんは１００円玉　
おばあちゃんがゆうたろうくんにあげた１００円玉です
子どもにとったら１００円は大切なお金です。　ゆうたろうはひゃっくんと名前をつけて友達になったのです

お話の主人公は　１００円玉のひゃっくん　
ゆうたろうがほしかったガチャガチャの自動販売機の中へ・・・・・そこからのひゃっくんの旅のはじまり　　　
いろんなひとのいろんな思いの中で１００円玉の旅があるのです
ひゃっくんの人生のようですね
　　　　　
そして　どろぼうの手に渡るんです　　　このどろぼうももなにかまのぬけたどろぼうですね

１００くんは友達のゆうたろうにあいたかったのです
そのゆめが　どろぼうのおかげで会えるなんて　こんな展開もなかなかおもしろい
ゆうたろうの手の中にぎゅっとにぎられたひゃっくん　
その後のひゃっくんはどんな人生を送るのでしょう　　　
お話しの続きがしりたくなりますね〜
それは　あなたの　想像の世界へ　どうぞ

なんと、百円玉の「ひゃっくん」が主人公です。
お小遣いとしてゆうたろうのところに行ったひゃっくん。
大切にしてくれたおかげが、ゆうたろうと心が通じるようになったのですね。
子どもならではの展開ですが、ワクワクしますね。
もちろん、百円玉の運命はお別れがあることなのですが。
ゆうたろうと別れても、心が通じる術を知ったひゃっくんは、
いろいろな体験をしますが、
やはり願うのは、ゆうたろうとの再会。
後半、スリリングなハプニングが起こりますが、
なんと、ひゃっくんの願いが叶うのです！
なんだかほのぼのハートウォーミング。
やや長いストーリーですが、一気に読ませてくれると思います。

イラストがかわいらしく丁寧で、身近な100円玉にも命が吹き込まれ物語が繰り広げられていく様子を、とても楽しく読みました。人々はどんなふうにお金を使っていくのか、お金とはどういうものなのか、難しくないストーリーの中で自然と教えてくれます。お金に興味を持ち始めた子どもにこれを機に少しずつこれからの使い方を教えていきたいなと思いました。

100円玉とおとこのこのお話です。児童書とは気づかずに読んでしまい、ちょっと長くなってきたな、と思いましたが３歳息子も最後まで聞いていました。お金なんてみんな一緒…だけど、主人公の男の子にとってはひゃっくんはひゃっくんでしかなかったのですね。最後にまた出会えてよかったです。

お金だから、一度手放してしまったら、ひゃっくんは、ゆうたろうと

はあえないと思ってましたが、偶然ってあるものだなあと思いまし

た。ひゃっくんの気持ちが通じて、働いた女の人に給料袋が戻っ

てよかったです。”ひゃっくん、ありがとう！