「ねこのたくはいびん」 みんなの声

今の生活に欠かせない物流システムについて、わかりやすく学ぶことができる絵本でした。
玄関のチャイムが鳴ると、息子も自分に何か物が届いたのではないかと思うほど、我が家でも宅配が届きますが、どんなふうに届くのかを知らない息子に読み聞かせようと思います。
かわいい挿絵なので、子どもでも受け入れやすいと思います。

この業界が身近だったこともあって、読み始めてすぐに、この作者は業界経験者なのだと思いました。（あとで、絵本ナビの出版社の解説を見て、「やっぱり！」と納得）。
何と言っても、集荷の手順（小さめのトラックで集荷して、拠点で大型トラックに積み替えて目的地へ配送するなど）や集荷所の内容がとてもリアル。

実際の荷物のゆくえも、子供と一緒になぞれて勉強になります。
大人なら、ここでコロナ禍で荷物が届くことの重要性やそこで働く人たちへの感謝が生まれてくるかもしれない。
たった一つの荷物が誰かに届くまでに、こんなに多くの人の力が使われているのだと。

この手の絵本（宅配便を扱ったもの）は読んだことがあるので正直あまり期待していなかったのですが、期待に反してよかったです。

よかった点は、おそらく丁寧に取材されたのでしょうけれど、宅配業者の小道具やら、車の様子やらが詳しく描かれていたことと、にゃんたやねこきちさんたちの世界も丁寧に描かれていて、ストーリーとしても成り立っていたこと。

細かいイラストも楽しみながら、繰り返し読める絵本だと思います。

宅配業界もいろいろ話題になっていて
こんなに仕事が大変なんだよ　って
コノ絵本を読んでも感じます

と、この前書いたな・・・

宅配関連の絵本って
結構あるんですね
知らなかった！

宅配便＝ねこ
のイメージは、かなり昔からあります（笑
が
とにかく、ひとつの荷物が
機械も関わって入るでしょうが
いろんな多くの人の手で
届けられているんですよね

便利な世の中で
その“経過”が
なかなか見ること、知ることは
意識しない限り見えませんし、出来ません

心を込めたプレゼント（荷物）が
心を込めて届けてくださる方がいることを
意識したいですよね

ねこきちさんちのこどもたちの
喜びようが、なんともうれしくなります

絵本を閉じると、夜なのに
宅配屋さんは、まだ運転しています
本当に、お疲れさまです

３歳と５歳の子に読みました。
おたんじょうびプレゼントをともだちの家に送ってもらうことに。
送り主から届け先まで、荷物の流れがわかります。
いろいろな人の手が入って、荷物は届けられるんだねーと言いながら、読みました。
宅配便って便利ですよねー。
子供がはんこを持つとかはうちの光景とかぶるなーと思ったり。