「ネズミのゆうびんやさん」 みんなの声

ねゆうびんやさんが、淡々と郵便物を配達して回る絵本ではあります。
あまりにもいろんなところを回るので、ネズミさん大変だと思いました。
この絵本では、郵便物の届けられる家々の内部が解って、郵便物とセットで楽しむことができます。
幼児は喜ぶのかな。

大判の絵本の中に、ネズミの郵便屋さんが配達している
動物たちの家が描かれていますが、
どの家も面白い工夫が凝らされていて楽しいです。
貼ってあるポスターに書かれていることや、どこになにがあるかとか
子供とお話ししながら読むと、見どころはいっぱいという感じです。
海の中や、崖の上、寒いところなどなどいろいろなところに出かけて
お届け物をするお話です。

ありそうでなさそうなタイプの絵本ですね。
ところどころ靴やボールが落ちていて、探し絵のようでもあり、かといってそうでもないようで・・・。
息子は「こんなところにボール！」とかいちいちつっこんでいましたが。

内容もシュールというか、ネズミがヘビを恐れていたり、もぐらのおうちに餌であるミミズが住んでいたり、オオカミのおうちには羊が閉じ込められていたり・・・よーく考えると子供が読む絵本にしてはコワイなぁと思いつつ、それもまた文化の違いと思って楽しみました。

小学１年生の娘が一人読みしました。
こちらの絵本，何と言ってもイラストが可愛らしく見応えがあります。
色々な家の内装などゆっくり見入りたくなる絵本です。
同シリーズで「ネズミのゆうびんやさんのなつやすみ」もあるので，シリーズ化されるのですかね！