「ひなにんぎょうができるまで」 みんなの声

美しいひな人形は、誰がどんな風に作っているの？　製作の様子を写真で見ながら辿っていきます。一つひとつの人形や道具類についても解説がされています。たくさんの情報がこの１冊に詰まっているので、日本文化への正しい理解と興味が生まれてくる絵本です。上に広げる七段飾りのワイドなページがあり、お雛様を飾っていない時でも、存分に楽しませてもらっています。この絵本は手元に置いておきたいです。

タイトルのとおり、ひな人形ができる過程を写真を使って説明してくれる絵本でした。
ひな人形自体は何度も見ているし、よく知っているつもりでいましたが、「どのようにつくられるのか」ということはまったく知らなかったので、とても勉強になりました。
興味深い絵本でした。

表紙の、美しい雛人形の写真に惹かれ、手に取りました。
雛人形ができるまでの工程が、たくさんの美しい写真とともに説明されています。
関東と関西のひな祭りの違いや、道具の説明なども載っています。
縦に開いて、７段飾りの雛人形の写真は圧巻です。
実家にある７段飾りのひな人形を思い出しました。
久しぶりに見たいな。

前半は、人形作りで有名な岩槻の職人さんたちのお仕事を通して、ひな人形が出来上がる工程が解説されています。
ページが上に大きく広がる、七段飾りの写真が圧巻です。
人形一体一体や、お道具ひとつひとつが詳しく説明されていて、興味深い内容です。
平安時代の宮中の婚儀に、思いを馳せました。
関西と関東の違いなどもわかり、勉強になります。
「ひな人形図鑑」的な絵本だと思いました。

我が家も毎年ひな祭り時期にあわせてひな人形を飾っています。
お人形の表情に衣装に小物…美しくて綺麗ですよね。
そんなひな人形がどのように作られているか。
何かを知ることは、子供達にとってただ知識となるだけでなく、それぞれが何かを感じ心を豊かにしてくれるのだろうなと思いました。