夏休みに学校の図書館から一年生の息子が
借りてきて親子で読みました。
ジロのかっこいい姿と
抱えている秘密が対照的で切ないような気持になりました。
吠え方がおかしいジロは
ちいさいころからほかの犬にいじめられていました。
ある時から吠え方がおかしいことに気づいたジロは
決して人前では吠えなくなりました。
そしてその堂々とした様子が仲間たちから信用されて
ボスになりました。
仲間が人間にやられそうだったとき
それを助けようと吠えました。
急いで初めのページに戻って
「そうだった」と思いました。
子供も私もその吠え方であることが
ジロの強さをなんら揺るがさないと思いました。
でもジロは群れから離れました。
それが切なくて切なくって「気にしないくて大丈夫よ」と言ってあげたい気持ちでいっぱいでした。