どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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焼きたてのビスケットたちが、自由に作った感じの物語です。 美味しそうなビスケットが、のびのびとしていて引き込まれてしまいました。 同じ型で焼いたビスケットは同じ名前、ユーモアたっぷりです。 ビスケットにはもったいない絵が、素敵です。
投稿日:2024/02/14
ロシアのタチアーナ・アレクセーブナ・マブリナの作品。 博物館で調べた古いビスケット型押し板からの創作だそうです。 こねた生パン(生地)に型を押し付け、いろいろな形のビスケットを焼いたとか。 ということで、そのいろいろな形から膨らむファンタジーです。 ねこがこねこのためにビスケットを焼いたのですが、 そのビスケットが逃げ出しての騒動です。 冒険あり、のどかな暮らしがあり、そして、まぎれもなく、お菓子の国です。 ぼんやりとした独特な絵は古風ですが、 それだけに、時の流れにとじ込められた世界をのぞくようです。 小学生くらいから、その豊潤な世界を感じてほしいです。
投稿日:2018/02/09
復刊絵本 限定出版の「おかしのくに」 ロシアでは ビスケットを焼いて 楽しんでいるのですね ねこがビスケットをやくのですが ビスケットはみんなにげだして ビスケットの家までたてるのです おかしのくにの 夢のあるお話が展開します おかしの どうぶつや 汽車 みんなでごちそう食べたり おかしのむらの みんなの 楽しさ ロシアの国のカチェリンカがライオンや おおかみにあうところも スリルあります ラスト おかしのくにを見ていたねこが おいしそうで よだれたらす ところもおもしろい ねこまでビスケットになったんですね 絵が 童話っぽくて ビスケットの型がいろいろあって 楽しいです
投稿日:2015/10/25
ロシアの絵本を勉強していたら出会ったタチアナ・マーブリナ。国際アンデルセン賞受賞作家でもある彼女の作品の一つがこの『おかしのくに』でした。 1年生の子たちに読んでみたところ、出てくるお菓子一つひとつがおいしそうで「食べたい」という声が漏れていました。 出てくる動物たちの不思議なな泣き声に「英語かと」思ったという声も。 ページごとに船長さんを探している子もいました。ロシア絵本を勉強しなければ出会うことのなかったこの絵本。 マブリナの絵本の世界をもっと知りたいなと思いました。
投稿日:2014/07/25
「おかしのくに」の題名と絵に惹かれて図書館から借りてきました。 美味しそうなビスケットを食べたくなりますが、なかなか面白い展開で 憧れて見惚れているとビスケットになっちゃいそうです。 そういえば、よく見るとビスケットの型に見えてきました。 おかしのくにで面白可笑しく暮らすのもいいかもしれないですが、やっ ぱりビスケットにはなりたくないと思いました。
投稿日:2010/08/03
表紙が派手できれいだったので、手に取りました。 ロシアの作者による絵本です。 猫の親子がビスケットを焼いて、鉄板から取ろうとしたら、「あちちちっ!」。落っこちたビスケットたちは、どんどん逃げて自分達の暮らしを始めました・・・というお話。 絵と写真の中間みたいなちょっと不思議な絵が描かれています。 博物館の古いビスケットの型押し板を見て、作者が作ったお話だそうですが、本当にこのビスケットたちが、ちょっと奇妙な形だけど生き生きしているのです。 こういう伝統的な用具をモチーフにした物語なんて、その国ならではの味が出て、素敵です。 あまりビスケットたちが生き生きしているので、最後には、猫の親子までビスケットに! でも、みんなビスケット王国での暮らしが楽しそうですよ。
投稿日:2007/03/27
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