一年前に次男が幼稚園の配本でもらってきました。
一回読んで、すっかり忘れていたのですが、最近また読んでみると、どうして忘れていたのか不思議なくらい良いではありませんか。
このお話、菊池日出夫さんの「のらっこえほん」のシリーズですが、田舎の等身大の生活を描いていて、とても好感が持てます。
今回は、冬のお話で、全ページ雪の背景です。
でも、雪なんて、この子どもたちにとっては、冬になれば当たり前のこと。
自然を上手く利用した遊びをして暮らしています。
スケート、ワカサギつり、かまくら、そり。
大きなドラマはありませんが、普通に楽しんでいる子どもたちの姿が生き生きとしていて、気持ちの良い絵本です。
前の作品で、主人公の犬となったラッキーも、大きくなって登場していて、このシリーズを追いかけて読む楽しさも味わえます。