表紙の黄色いぬくもりの中にいるゴリラ君が象徴しているように
気持ちの暖かくなる素敵なお話でした。
チビゴリラ君は生まれたときから、森のみんなに愛されてます。
体が小さいうちは背中に乗せてもらったりします。
そんなチビゴリラ君の、最後の変化がとても面白いです。
もう親の年齢になってるのに
親戚のおばさんなどは私を「○○ちゃん」と呼びます。
私の父も「○ちゃん」と呼ぶ親戚のおばあさんがいます。
そんな風に、このゴリラ君もきっといつまでたってもどんなに大きくなっても
「チビゴリラ君」として親しまれるのではないかなーと思いました。
周囲のみんなに温かく見守られて成長していくことの大切さを
改めて感じた一冊でした。