ある朝、ムーミンママは畑から見たこともないマシーンが生えているのを見つけます。ママは、「きかいって、すぐちらかるのよね」とマシーンの一部を外して、家に持ち帰ってしまいます。
このマシーン、実は、火星人のUFOだったのですが…。
何事にも動じないママ、好奇心一杯に機械をいじり、ついでにイタズラを楽しむパパやムーミンやスノークのお嬢さん。迷子になった火星人の子どもと、ムーミン谷の消防隊や警察隊。
UFO墜落なんて、ものすごいハプニングのはずなのですが、「ムーミン谷のちょっとした一日の出来事」を切り取ったように描かれていて、読後感がいいです。
とても楽しくて、賑やかな一冊です。
おそらく、原作はムーミン・コミックスの中の一話だと思います。
まだ読んだことがないので、読んでみようと思いました。