「うりの つる くるくる」 みんなの声

食物連鎖をすごく感じるお話です。

えりのつるが切れても伸びる。

虫がつるを食べる。

その虫を鳥が食べる。

その鳥の卵をへびが食べる、、、。

裏表紙におじいさんが

種を口からペッと吐き出す絵がありますが

これがお話のスタートでしょうか？

ダイナミックな絵でした。

なんだかよくわからないが面白く最後まで読めました。
絵も力強くわかりやすいインパクトのある絵で楽しめどんどん絵本の世界に引き込まれます。
読み聞かせ時間も３分程度で気楽に読んであげられます。
力強く、すっと読めるいい絵本です。

相変わらず「勢い」がすごい！

裏表紙から、おはなしはすぐに始まっています
おじいさんが「ぺっ！」と出した種から・・・

私は、どうしても、虫が気になります（笑
虫嫌いママには、もしかして辛いかな？

「たすけて」ってうりが言ってるのに
とりさんたち、枝の所でハグしてるし〜（笑
あ、これも、計算された絵だったのね！
なるほど・・・

小さい絵本ですが、大きく感じます
田島さんのはみ出すような
勢いある絵の力なんでしょうか

鶴ならぬうりのつるの恩返しです。
うりが育つためにつるを延ばすと、それを食べてしまう虫がいます。
それを駆除してくれるのは、虫を餌にしてくれる鳥たちです。
そんな鳥の卵を食べようとしているへび。
うりのつるが、鳥たちに恩返ししたら…。
自然の連鎖的恩返しのお話になっています。
苦難を乗り越えて実ったうりは、きっと美味しいですよね。

ナンセンスでおかしな展開が楽しめます。

植物の強い生命力、食物連鎖。
うりのつるが伸びる（成長）。虫が食べる。虫を鳥が食べる。鳥の卵をヘビが食べる。（ヘビから卵を守ったのはうりのつるでした）
お互いが食べたり食べられたり、助け合ったりして共存している世界を描いているのかなと、思いました。
とても力強く、たくましいエネルギーを感じました。